原田左官ブログ

建材フォーラム8月号に記事掲載

建材フォーラム8月号に記事掲載

投稿日:2016年08月22日 (月)

代表の原田です。
湿式建材業界の応援誌「建材フォーラム」の8月号に私のインタビュー記事が掲載されました。

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今回のテーマは「施工技術の多能化で顧客のニーズに応える」

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左官の仕事は昔は建物1件建つとかなりの仕事量がありましたが、
今は土間のコンクリートが仕上がれば後は補修がチョコチョコという現場がほとんどになっています。
土間打ちの時は何十人も人手がいりますが、
それが終わると1~2人入ってればいいよと言われてしまいます。
そうすると職人さん・現場で働く人は全く安定しませんね。

建設業の短工期化・ユニット化によって左官の仕事が昔より減っていっているという現状の中で、
自分たちの仕事の範疇をちょっとだけ広げてみれば、
働く日数が安定するのではないかと私は考えています。

当社であれば、鏝で出来るものは左官の仕事(原田左官の仕事)と考える。
塗床工事であれ、防水工事であれ、ブロック積み・タイル工事も鏝を使って行うことは
全て当社の仕事として考えれば、仕事の幅が広がり、安定します。

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その分、覚えることは多くなりますが、職人さんは現場で働ける日数が増え、
監督さん・お客様は一つの会社でいろんな仕事が出来ますから両方助かるはずです。
そんな考えのもと、当社では30年以上前から職人の多能工化を進めています。

左官のやりがいや面白さを伝える必要もありますが、
まずは安定して働ける将来の見える永続的な業界を作る必要があると考えてます。
これからもやりがいと安定して働ける環境を作る努力を続けていきます。

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