うづくりモルタル

うづくりモルタル

うづくりモルタル (原田宗亮)

今回は「うづくりモルタル」についてです。

※現在、原材料が入手困難なためお取り扱いできない商品になっています。

「うづくり」とは漢字で「浮造」と書きます。ご存知の方には説明がくどいかもしれませんが、
木の木目を浮き上がらせ仕上げとしたものを指します。

木の柔らかい部分を削り木目を出すため、
表面強度が強くなり、キズがつきにくくなります。
使い込まれた民家の板張りの廊下などもそのような形になっています。



その意匠をモルタルで表現したのがうづくりモルタルです。



杉板などで作成した型枠で打ったコンクリートもこのような意匠になります。
コンクリートを使用する場合は打ち放し仕上げ工法になるため、
枠をバラして見ないと仕上がりが分からない一発勝負です。
うまくコンクリが打てなかった部分は、化粧補修を入れたりとなかなか難しい面があります。

「うづくりモルタル」は5-6mm程度の薄塗り工法のため、壁下地がある上に施工をします。
内装の場合は石膏ボードの上でも施工可能です。(2層張り下地を推奨しています。)
当社の施工方法はスタンプウォール用の特殊モルタルを壁に塗りつけ、
うづくりの型を押し付け、壁に模様を転写させます。







型をはがすして仕上がり。このような表情になります。





モルタルのため、本物の木の浮造りにはかないませんが、
モルタル独特の無機質な印象とモルタルの荒々しさを残しながらツルッとした表情が魅力の仕上です。


スタンプウォール工法のため、
シリコン型を用いたものなど他にも何種類か工法があります。

・シリコン型を用いた施工例

すこし粗めの仕上になっています。





当社のオリジナル工法の場合は表面のモルタルがホントにツルツルに仕上がるのが特徴です。
きれいに打ちあがったコンクリ打ち放しの表面、
使い込まれた木の浮造りの表面のようなツルツルな仕上げがモルタルで再現できます。
一度触っていただき、このツルツル感を体験していただきたいです。

調色も可能です。











是非、「うづくりモルタル」 内外装仕上にご検討下さい。

うづくり木目モルタル 施工例などはこちら
Webカタログ:うづくり木目モルタル
https://www.haradasakan.co.jp/webcatalog/webcataharada/webcataudukuri/

最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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