プラスタル塗り版築の新たな提案 ローテーブルに施工
工事管理部の新里です。
今回は、プラスタル塗り版築仕上げの新たな可能性についてご紹介いたします。
家具への仕上げについてです。

ホテルのロビーに設置されたローテーブルの側面と天板に、プラスタル塗り版築を施工いたしました。
一般的に家具に使用されるような粒度の細かい薄塗り材と比較すると、プラスタル塗り版築は土を固めたような独特の粗めの仕上がりが特徴です。

ローテーブルの側面から天板までプラスタル塗り版築で一体的に仕上げることで、天板としての機能はもちろんのこと、側面との表情の調和も実現しました。


左官仕上げは、床や壁面への施工だけでなく、家具への応用も増えており、空間デザインにおける左官の可能性は日々広がっています。
なかでも壁面に使用されることの多いプラスタル塗り版築仕上げは、家具に取り入れることで、空間全体に独自の質感とあたたかみをもたらすことができます。
プラスタル塗り版築による家具仕上げが、空間デザイナーの皆様にとって新たな表現手法のひとつとなれば幸いです。
ぜひ、貴社のデザインにプラスタル塗り版築を取り入れてみてはいかがでしょうか。
厚みのある表情豊かな仕上がりが、空間に深みと個性をもたらします。
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この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所 工事管理部 新里善輝
建材メーカー・商社の経験を経て左官の世界へ入る。学べば学ぶほど左官やタイルの奥深さを知り、左官タイル沼にハマっている。旅をこよなく愛し、バックパッカーとしてアジアを旅した経験がある。























