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【祝・受賞】職人の技が「猫」になった!?プラスタルで挑んだ#ネコカップチャレンジ

投稿日:2026年03月02日 (月)

今日は、社内がパッと明るくなるような、おめでたいニュースをお届けします!

プロダクトショップ「KONCENT」様主催の『#ネコカップチャレンジ2025』にて、弊社職人の「みきちゃん」の作品が、なんと【森井ユカ賞(ネコ造形部門)】を受賞しました!
(みきちゃん、恥ずかしがり屋なので本名を出さないでくださいとのことです。)

左官で作った猫
左官で作った猫や子猫

あまりに完成度が高いので、みきちゃんを捕まえて、そのこだわりをインタビューしてきました。

原田左官工業所左官職人みきちゃん

■ そもそも、何で作られているの?
みきちゃん談:
一見、おしゃれな雑貨屋さんにある三毛猫のオブジェに見えますが……
実はこれ、原田左官のオリジナル材料「プラスタル」でできているんです。

通常はホテルのロビーや店舗の壁に使われる「本物の建築材料」です。
みきちゃんに聞くと、「壁に塗るのと、この小さな型に詰めるのとでは、勝手が全然違うんですよ〜(笑)」と苦労を語ってくれました。

■ 職人のこだわり:三毛色の「詰め分け」
一番のポイントは、この絶妙な三毛猫模様。

みきちゃん談:
後から色を塗ったのではなく、色の違うプラスタルを、模様に合わせて少しずつ型の中に「詰め分けて」作っているんです。

「三毛猫らしいランダムな毛並みを出すために、素材の粒の大きさを調整して、つぶつぶした質感を残しました。でも、触るとどこか柔らかさを感じさせる……そんな左官ならではの質感を狙ったんです。」

まさに、壁を塗る時の「材料の調合」の妙。
小さな猫の中に、左官の宇宙が詰まっています。

■ 審査員・森井ユカさんからのうれしいコメント
ネコカップの生みの親である立体造形家・森井ユカさんからは、
「建築建材をお使いになったというネコたち、よく見ると壁などで見たことがあるような、ネコカップの無限の可能性を垣間見ることのできる、素晴らしい作品でした!」」
というお言葉をいただきました。

プロダクトデザインのプロの目にも、この猫の表面が「あの時見た、美しい左官壁」と同じということが伝わり、非常にうれしかったです。

■ 最後に:遊び心が、いい壁を作る。
左官の技術は、平らな壁を塗るだけではありません。
素材を知り尽くし、手先の感覚を研ぎ澄ませているからこそ、こうした小さな造形にも「命」を吹き込むことができます。

左官で作った猫
左官で作った猫

「こんな質感の壁、できないかな?」
そんなお客様の自由な発想に、私たちはこれからも「技術」と「遊び心」でお応えしていきます!

受賞作品はKONCENT様の公式サイトでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
[KONCENT 公式記事URL]
https://koncent.jp/blog/top/76119


この記事を書いた人
原田宗亮

有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ

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