原田左官ブログ

塗り版築 オフィスエントランス壁に施工

塗り版築 オフィスエントランス壁に施工

投稿日:2019年05月27日 (月)

塗り版築をエントランスに施工したオフィスのご紹介です。

蒲田の不動産屋さん株式会社フォレストサイド様。

蒲田の不動産屋さん株式会社フォレストサイド様の看板
(フォレストサイド様 看板)

ご縁をいただきエントランス工事を当社にご依頼いただきました。

フォレストサイドの社長さんは森脇様。
お名前からとって会社名もフォレストサイド。
グリーン、緑がテーマカラーの不動産屋さんです。

施工前の壁の状態、蒲田の不動産屋さん株式会社フォレストサイド様
(フォレストサイド様 施工前)

これは施工前の状態。
コンクリート調に見えるビニルクロスが貼られていました。

施工前の壁、コンクリート調に見えるビニルクロスが貼られた壁

鉄製の点検口も付いています。

施工前の壁、コンクリート調に見えるビニルクロスが貼られた壁、鉄製の点検口がある

施工前の壁、コンクリート調に見えるビニルクロスが貼られた壁、鉄製の点検口がある


打ち合わせの結果、テーマからの緑の塗り版築仕上げを施工することになりました。
ラフなスケッチを用意してイメージをお客様と共有。

手書きの仕上がりイメージ
(手書きの仕上がりイメージ)
当社は設計事務所ではないので、PCでイメージパースなどは書けません。
しかし、お客様とのイメージの共有は大切なこと。
手書きの簡易的なもので、勘弁していただき、このイメージでOKを頂きました。

そのイメージを基に作ったサンプルがこちら。

緑色の塗り版築仕上げサンプル見本と手書きの仕上がりイメージ
(緑 塗り版築サンプル)

グリーンの版築模様もなかなかカッコいいですね。

緑色の塗り版築仕上げサンプル見本と施工前の壁の状態、下は点検口

問題はこの点検口の部分。

どうやって仕上げようかと・・・

点検口と施工前の壁
(点検口)
塗り版築で同じく仕上げられないことはないのですが、
塗り版築を仕上げてしまうと開けにくくなってしまい、角が欠けやすく、開け閉めの振動でクラックなども心配があります。

周りが仕上がってから様子を見て、点検口だけ緑一色で塗ろうかという大筋の方向性を決めて、施工に取り掛かることになりました。

施工担当はベテランの中島さん、福吉さん、そして新人の堀井さん。

ブルーシートを敷くなど養生をしている原田左官の中島さん、福吉さん、堀井さん
(原田左官 中島 福吉 堀井)

床を汚さないようにブルーシートを敷いて養生から。

ブルーシートを敷くなど養生をしている原田左官の中島さんと堀井さん
(床 養生 ビニール貼り)

今回はクロスが厚手だったので剥がして施工をします。

壁の下地クロスを剥がした状態の壁
(下地クロス 剥がし)

壁の下地クロスを剥がしている原田左官の福吉さんと堀井さん

水を壁に吹きかけ、クロスの裏紙も綺麗に取ります。

壁に水を吹きかけている原田左官の福吉さん

塗り壁は乾燥までには時間がかかり、水分を多く含んでいます。
このクロスの裏紙をしっかり剥がさないと施工後、浮きや剥がれの原因になってしまいす。

壁に水を吹きかけている原田左官の福吉さん

地味ですが、大事な作業!
しっかりとした仕上げは下地こそ大事です。

完成写真は次回のブログでお伝えします。

(続きのブログはこちらから)
ブログ:塗り版築 オフィスエントランス壁に 完成
https://www.haradasakan.co.jp/8954/

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