原田左官のブログ

会社イベント・原田左官

書籍『谷根千、ずーっとある店』に掲載していただきました

投稿日:2025年05月11日 (日)

この度、光栄なことに森まゆみさんの書籍『谷根千、ずーっとある店』に、当社をご紹介いただきました。

書籍「谷根千、ずーっとある店」表紙

https://www.amazon.co.jp/dp/4022520426

この本は、谷中・根津・千駄木――通称「谷根千」のまちで、長く親しまれてきたお店や工房を森さんが丁寧にインタビューし、一冊にまとめたものです。
ページをめくるたびに、このまちのあたたかさや、時の流れがじんわりと伝わってきます。

当社が千駄木にやってきたのは昭和62年のこと。
「ずーっとある店」と名乗るには恐縮してしまいますが、このあたりの風景もずいぶんと変わりました。
昔ながらの商店が少なくなってしまった今、時の流れを感じますね。

たとえば、かつて千駄木には「トンネルマーケット」と呼ばれる半地下の商店街がありました。
そこの駄菓子屋さんには子どものころよく通ったものです。秘密基地のような空間で、ワクワクしながらお菓子を選んだ記憶は、今も心の中に残っています。

この本を読んでいると、そんな記憶がふっと蘇り、なんとも言えない懐かしさでいっぱいになります。

最近では谷中エリアを中心に、新しいお店や取り組みが増え、活気に満ち溢れていますね。
千駄木も、その活気を少しずつ取り入れて、もっと魅力的な街にしていきたいと改めて感じています。

江戸千代紙のいせ辰さん・なかじまや糸店さんのリボンで手作りされたしおり

ちなみに、当社があるのは「動坂(どうざか)」「道灌山下」と呼ばれる地域。

原田左官工業所がある「動坂」「道灌山下」地域の風景

最近ではお祭りも復活し、地域の盛り上がりが少しずつ戻ってきています。
この良い流れを大切にしながら、私たちもこのまちとともに歩んでいきたいと思います。

ぜひ皆さんも、この一冊を片手に谷根千のまちを散策してみてはいかがでしょうか?
きっと、新しい発見や懐かしい風景に出会えるはずです。


この記事を書いた人
原田宗亮

有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ

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