Y様にはインターネットより問い合わせを頂きました。電話でのご要望は以下の通りでした。
- 新しいマンションを購入に当たり健康に良い珪藻土を施工したい。
- 予算が限られていて部屋の全ての面を塗ることは難しい。
- どうせ塗るならば好きな色で塗り壁らしい立体的なパターンにしたい。
以上のご要望に対して原田左官は四国化成工業の「けいそうリフォーム」を提案させていただきました。
この珪藻土はシックハウス症候群の原因でとされるホルムアルデヒドの吸着分解性能を持っています。
そしてビニールクロスの上から施工する事が出来るので
工事の期間も短縮でき結果的に少ない予算で施工が出来ます。
色も60色の中から選ぶ事が可能でパターンも標準で多くのパターンに対応しています。
打ち合わせの段階でリビング2面は白熱灯があるので
そのイメージにあわせた温かみのあるピンク系の色を。
そして和室には畳の雰囲気に合う緑系の色で提案させていただき、
パターンはリビング2面に立体感のあるヒキズリ仕上げ、
和室には落ち着きを持たせつつも豊かな表情のウェーブ仕上げに決まりました。
実際の施工時には施主様に直接立ち会っていただいて
職人と現場管理者も立会い最終的なパターンを実際に塗りながら決定しました。
この実際に立ち会って色・パターンを決めて頂くのが原田左官の原則です。
塗り壁は施工して初めて商品となるので
施工サンプルや写真ではなかなかイメージがつかみづらいという問題がありますが
このコミュニケーションによって一層満足いただける塗り壁になります。
実際に施工された壁がこちらです。
リビング（色・088 パターン・ヒキズリ仕上げ)
リビング(色・113 パターン・ヒキズリ仕上げ）
和室（色・171 パターン・ウエーブ仕上げ）
和室の施工・パターン付け
リビングの施工・パターン付け
今回は限られた面のみでいかに「塗り壁らしさ」出すかがテーマでした。
もちろん施工範囲が狭いので全ての面に施工するよりも珪藻土の効果は少なくなりますが効果はあります。
また、既に貼られていたクロスが表情の無い平らなクロスであったので
パターンの付けられた壁がいい意味で目立ちとてもアクセントになっています。
結果的に施主様にはとても喜んでいただけました。
