原田左官ブログ

カラーモルタル 同じ材料で鏝の動作違いの仕上げ

カラーモルタル 同じ材料で鏝の動作違いの仕上げ

投稿日:2020年08月06日 (木)

左官の仕上げは鏝で塗るのが基本。
押さえや撫で、パターン仕上げなど鏝の動かし方によって表情が変わります。
また、金鏝、木鏝など鏝の種類によっても様々な表情を作り出すことが出来ます。
今回はその表情の違いをお伝えしたいと思います。
まずはオーソドックスな金鏝押さえ仕上げ。

カラーモルタル金鏝押さえ仕上げ
(カラーモルタル 金鏝押さえ仕上げ)

同じ材料を木鏝で押さえたものがこちら。

カラーモルタル木鏝押さえ仕上げ
(カラーモルタル 木鏝押さえ仕上げ)

平らな表面の中に骨材が転がってテクスチュアとなります。


同じ木鏝でも押さえない仕上げだとこのような表情になります。

カラーモルタル木鏝仕上げ
(カラーモルタル 木鏝仕上げ)

また、鏝だけではなく、材料が締まってから表面を金属ブラシなどで搔き取るとこのような表情になります。

カラーモルタル搔き落とし仕上げ
(カラーモルタル 搔き落とし仕上げ)

鏝と動作+αで一つの材料から様々な表情を作り出す。
手仕事である左官だからこそ出来る仕上げです。

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