原田左官ブログ

タイルの魅力発信プロジェクト 株式会社ミコレアーク発足

タイルの魅力発信プロジェクト 株式会社ミコレアーク発足

投稿日:2021年02月11日 (木)

今回は「タイルの魅力発信プロジェクト」について改めてお伝えします。
そもそもこのプロジェクトで何を伝えていきたいのか、何を目的としているのか。

このプロジェクトのミッションは、タイルに携わる方々「えらぶひと(設計)」「つかうひと(生活者や職人)」「つくるひと(生産者)」をつなぐことです。

この魅力発信については原田左官だけでは伝わり切れないため、パートナーとしてタイルスペシャリストの吉村秀樹さんに関わって頂き、進めていきます。
吉村さんは以前タイルメーカーで営業、商品企画などに携わり、タイルへの愛情と思い入れがとても深い人です。
この吉村さんを中心にこの活動を加速させていきます。

その吉村さんを中心に、タイルの魅力発信をしていくチームとして「株式会社ミコレアーク」という組織が立ち上がりました。

株式会社ミコレアークのミッションは
タイルに携わる「えらぶひと(設計)」「つかうひと(生活者や職人)」「つくるひと(生産者)」をつなぐことです。

タイルに携わる「えらぶひと(設計)」「つかうひと(生活者や職人)」「つくるひと(生産者)」の相関図
(ミコレアークミッション)

タイルに関わる3つの人々を繋ぐことで魅力を発信していきます。

「えらぶひと(設計)」や「つかうひと(生活者=エンドユーザー)」には、タイルの様々な仕上げを知ってもらうことでデザインの選択肢にもう一度入れてもらう、またタイルについてマイナスなイメージを持っている方には問題解決した機能を持ったタイルや工法の紹介をすることでタイルを選んでもらえる機会を増やしていきたい。

タイルの窯元とも言われる「つくるひと(生産者)」には、タイルをPRする場を提供したい。タイルはその地域独特の文化が組み込まれた自然の素材からなる貴重な焼き物という側面もあり、インテリアで使用しても趣もあるものです。
しかしながら、そのタイル本来の良さがなかなか世間一般に伝わっていないため、微力ながらPRするお手伝いが出来ないかと考えています。
古くからの伝統を守りながら作っているタイル、現代の空間に対して問題解決をする新しい技術を取り入れたタイルなど様々なタイルを知ってもらう場を作っていきたい。

タイルを触る手

タイル工場T Nコーポレーション
(タイル工場 T Nコーポレーション)

趣のある貫入の入ったタイル
(趣のある貫入の入ったタイル)

そして、「つかうひと(職人)」。タイルを張るという仕事をなりたい職業にし、タイル職人を育成する手助けをしたい。
昨今のタイル業界では、職人さんの高齢化、若手不足などの問題により、実際にタイルを張れる職人さんが減っているという現状があります。
「職人技」と言われる技術を若手に伝承する機会が少なくなっており、またタイル張り本来の技術を見せる場も少なくなっています。
タイル張りという職業の魅力を伝えて、少しでもタイルの技術を伝承することに携わりたいと考えています。

タイル張り作業中のタイル職人さん2名
(タイル職人 原田左官)

このプロジェクトの中で原田左官は「タイル職人の育成」「タイル工事の施工」を担っています。
株式会社ミコレアークと連携し、関わる人を増やしていき、情報を共有しながら循環させ、活動を広げていきたいと考えています。

株式会社ミコレアークの「タイルをPRして関わる人を繋げたい」というミッションに賛同していただける方は是非、参加していただければと思っています。


次回は、「株式会社ミコレアーク」について詳しくお伝えします。

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