原田左官ブログ

未来の左官 これからの左官業について

未来の左官 これからの左官業について

投稿日:2022年06月27日 (月)

代表の原田です。

今回は左官業の未来についてのお話。

コテ塗りをしている原田左官見習工Mさん
(原田左官 見習工Mさん)

コテ塗りをしている原田左官見習工Mさん

左官という仕事、人の手で塗って仕上げる仕事です。
今でも感覚で覚える部分も多く、技能伝承も時間をかけないと難しい仕事。
建設業の工業化の波に乗れず前時代に取り残された仕事とも言われています。

左官という仕事にはそういった面も確かにありますが、左官にしかできないことが見直されていて、店舗や住宅、大型建築でも左官を取り入れるところが多くなっています。

手仕事の良さを表現できる仕事として、左官の仕事が面白いと飛び込んでくれる若い人も増えています。

コテ塗りをしている原田左官見習工Mさん


「仕事」から「人」にフォーカスが当たる時代になりました。
しっかりとした技能を身に付ければ、これからの左官職人は輝ける人になれると実感します。
左官は人が仕上げる仕事。
その分大変ですが、自分が主役として働ける仕事です。
これから左官を目指す人には道のりは平たんでは無いですが、明るい未来が待っています。
そう考えると左官の未来は明るい。

今は育成の制度もあり、従来よりも左官が覚えやすい環境になっています。
縁あって入ってきた人を「未来の左官」にしっかりと育てていきたいです。
これからも頑張ります!


この記事を書いた人
原田宗亮

有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ

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