掻き落とし仕上げ薩摩焼埋め込み 地元の施工店とコラボ仕上げ
代表の原田です。
今回はコラボ施工のお話。
九州の仕事で福岡の福一工業さんに協力していただいて掻き落とし仕上げを施工しました。
仕上げは原田左官オリジナル材料「プラスタル」の掻き落とし仕上げに薩摩焼を埋め込んだもの。
仕上げ見本がこちら。
カラフルな薩摩焼の欠片が掻き落とし材の中に埋まっています。
納品は鹿児島ですが、福岡の福一工業さんの倉庫をお借りして、施工。
福岡→鹿児島も近くは無いですが、東京で仕上げたものを納品するより、コストがかからないため、今回ご協力いただいて施工することに至りました。
福一工業さんには施工もお手伝いいただきました。
当社の横山部長も一緒に施工し、お互いでチェックしながらサンプル通りの施工で仕上げていきます。
完成品がこちら。
フォークリフトでトラックに積み込み、鹿児島へ納品されました。
今回、福一工業さんの協力があってこのようにコラボ施工が実現しました。
福一さん!ありがとうございました!
完成写真はこちらの施工実績からご覧いただけます。
■施工実績:プラスタル掻き落とし - 薩摩焼 カウンター
左官人口は全国で減少の一途をたどっています。
工期や予算の縛りはあると思いますが、せっかく話が出たものだから何とか協力して施工できれば、左官仕上げが一つ消えずに実現でき、また次の施工につながっていきます。
今後も、様々な地域でコラボ施工が実現していくと左官が広まってくるのではないかと考えています。
左官施工業者のみなさん、力を合わせてがんばりましょう!
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ