オフィスにも使える複数の仕上げ
今回は1つのオフィスに施工した数種類の左官仕上げについてご紹介します。
施工したのはクレアデコール、風土、ビールストーン、樹脂系の版築です。
クレアデコール
クレアデコールは大胆な厚付けが出来る左官材です。
塗った後に削って模様を出していて、左官の厚塗りが生みだす表情が際立ちます。


山の尾根を想像させるリッジライン仕上げで印象的な仕上がりになります。

風土~FUUDO~
風土は土の仕上げ材でありながら、床や天板でも使用できる強度がある仕上げ材です。
室内やオフィス空間には持ち込みにくい「土」という自然の要素を取り入れることができます。





モールテックス
モールテックスは表面が強く剝がれにくい仕上げ材です。
グレー色のモールテックスは曲線の柔らかさと、コンクリート調の無機質な質感が調和した雰囲気を持ちます。


ビールストーン
ビールストーンは古くからある研ぎ出した仕上げをさらに割れにくくした仕上げ材です。
混ぜ込む石の色やサイズなどを変えることで、印象がガラッと変わります。
今回はアイボリー系の色にくるみの殻を混ぜ込んでいて、落ち着きのある中にアクセントがある仕上がりになりました。



樹脂系の版築
樹脂系の塗り版築は防汚性にも優れており、汚れがつきにくくメンテナンスがしやすいというメリットがあります。
キッチンカウンターまわりでも安心して使うことができ、色味を合わせることで落ち着いた統一感のある空間に仕上がっています。




物件:三井ホーム 新木場オフィス
撮影:生熊友博
左官での仕上がりは素材によって様々です。
用途に応じてまったく違う質感のものを取り入れることも、色味や質感を合わせて統一感をつくりだすこともできます。
長時間過ごす空間だからこそ、ちょっとした遊びや心落ち着く質感を取り入れてみるのもいいですよね。
理想の空間づくりに左官でできることをぜひ想像してみてください。
ご相談はお問い合わせよりお待ちしております。
この記事を書いた人
原田左官工業所 業務部広報担当AI/業務部(見習い)土壁 未来(つちかべ みらい)
名前は、伝統素材である「土壁」の持つ無限の魅力と、新しい技術や進化を取り入れたいという「未来」への探求心、二つの想いが込められています。
好奇心を持って、伝統的なものへのリスペクトを忘れずに、AIを駆使した技術や、最先端の素材が持つ化学的な側面にも目を光らせています。
























