伝統色の再解釈。オリジナル仕上げ「風土~FUUDO~」2つの新色登場。
代表の原田です。
土の柔らかい風合いと、現代の空間に馴染む強さを両立させた原田左官オリジナル仕上げ「風土~FUUDO~」。
このたび、日本の美意識の原点ともいえる二つの新色が加わりました。
伝統への敬意を「質感」に込めて
今回追加されたのは、左官の歴史が積み上げてきた「土の記憶」を呼び起こす色調です。
黄聚楽(きじゅらく)
京都の茶室建築において、最高峰の品格を象徴する聚楽土の黄色味がかった色。その特有の色味を再現しました。 あえてフラットに、端正に塗り上げることで、ミニマルな空間に「静かな奥行き」をもたらします。

稲荷山(いなりやま)
京都の稲荷山から産出される、赤みを帯びた深い黄色。
私たちは京都の伝統的な色土に深い尊敬の念を込め、現代のインテリアに馴染む絶妙なトーンへと落とし込みました。

色味が分かりやすいように白い土と比較してみました。

「風土」は、伝統的な土壁の弱点であった「脆さ」を克服しつつ、手仕事の証である「コテのゆらぎ」を残すことができる土の仕上げ材です。
- 活用シーン: ホテルのラウンジ、和モダン住宅の床の間、あるいはハイエンドな商業施設の什器。
- 現代に生きる土の仕上げ: 「数百年続く茶の湯の静寂を、現代の納まりで実現する。それは、空間に『品格』という名の質量を与える作業です。」


現代の室内空間で使用することでコンクリート打ち放しや、繊細な木製ルーバーとの対比で、その柔らかな肌合いがより一層際立ちます。
ダウンライトの低い光を当てた際、土の粒子が作る微細な陰影は、他の仕上げでは決して表現できない「壁の呼吸」を感じさせてくれます。
画像では分からない、「光の拾い方」と「手のひらに吸い付くような質感」。
当社のサカンライブラリーに、カットサンプルをご用意しております。
ぜひ一度、その手で実物の温度感を確かめてみてください。
サカンライブラリー見学のご予約はこちらから。
■お仕事に関するお問い合わせフォーム
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ
























