新しい下地材 アトラスボードでの左官仕上げ
代表の原田です。
今回は新しい下地材での施工の紹介。
アトラスボードでの左官仕上げです。
アトラスボードとは株式会社日商インターライフと山田ダンボール株式会社が共同開発した新しい下地材です。

リサイクル古紙とアルミから出来ているボードで、軽量で薄いのが特徴です。
・地震でボードが落下しても重みが無く被害が少ない
・軽量のため施工者にも優しい
というメリットがあります。
こちらがその実物。

厚さは4mm。
ハニカム構造になっています。
このアトラスボードの下地に左官仕上げをしました。
場所は開発した日商インターライフ様のオフィスです。
アトラスボードは薄く、紙とアルミから出来ているボード。
そのため、二次曲面にも対応可能です。
下地の状況はこちら。
アトラスボードで丸柱を成形。

折れ目が付いてますが、この上に10mm程度の左官仕上げをするので、
問題ない下地です。

内部の曲面の壁

下地の軽量鉄骨がわかるように一部残しています。

左官仕上げの工程は通常と同じで、ジョイントをファイバーテープとパテ処理、その上に左官仕上げをします。

この上に仕上げた状態がこちら。
丸柱トラバーチン調塗り仕上げ。


この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ