プラスタル塗り版築 茶葉を入れた仕上げ
原田左官技術管理の横山です。
今回はプラスタル塗り版築の特注仕上げをご紹介します。
プラスタル塗り版築は厚みのある仕上げ。
その厚みの中に何かを混ぜこむ、埋め込むことが出来ます。
今までもコーヒーガラ、その場所由来の骨材、陶器などいろいろなものを埋め込んで仕上げています。
今回のご依頼はお茶の葉、茶葉を入れること。
プラスタル塗り版築に茶葉を入れるというのは初めての試みです。
仕上がりがこちら。

版築に入れる茶葉は、出涸らしのものを使用します。
出涸らしでも材料に混入して水分に触れるとお茶の色が出て滲みます。
それも面白い仕上がりになるのですが、今回のご要望には合わなかったので、
お茶の色が滲み出ないように水で何度も色出しをして、お茶から色の成分が出ないよう対策を取りました。

完全に出涸らしにした茶葉は乾燥させます。


乾燥させた茶葉を入れて材料を練り、



塗付けていきます。


仕上がった表情がこちら。


茶葉入りと茶葉なしの2種類の層に、色や粒子サイズを変えて組み合わせているので、飽きのこない表情になりました。
こちらはまだ試作段階なので、本番が楽しみです。
プラスタル塗り版築や左官仕上げは厚みがある仕上げ。
このようにその場所のテーマになるものを混ぜこんで意匠として見せることが出来ます。
あなたのアイデアが活かせる仕上げ方、
左官仕上げであなただけの空間を作り上げてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人

有限会社原田左官工業所 技術管理部部長 横山栄一
一級左官技能士/一級タイル技能士/左官・タイル登録基幹技能者
原田左官の技術を支えるマイスター。難しい見本作成と技術開発に日々取り組んでいます。見本と技術マニュアル作りが主な役割ですが、現場施工にも伺います。海が大好きな海の男。
























