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左官のミライ通信

金属の左官材 ミダスメタルで扉を作成

投稿日:2016年02月29日 (月)
カテゴリー: 特殊左官工事

金属の左官材 ミダスメタルで扉を作成 (原田宗亮)

 

今回は金属の左官材 ミダスメタルのお話。

ミダスメタルとは下地をそのまま活かして金属のような外観・触感など、
金属特有の質感を表現することが出来る仕上げ材です。

ドイツ製の材料で、最大の特徴はコーティングした表面は90%以上が金属そのものになるというところです。
色合いはもちろん、その感触や硬さもまさに金属そのものになるところです。

金属の種類は8種類あり、ステンレスなど今まで左官では一切扱わなかった素材もあります。



いろいろな表現が可能です。

ミダスメタル施工例などについてはこちらをご覧ください。
Webカタログ:ミダスメタル
https://www.haradasakan.co.jp/webcatalog/webcatmidasmetall/

今回はそのミダスメタル ブロンズを当社のショールームの扉に仕上げました。



このように非常に細かい金属を専用の樹脂で練りこみ鏝で塗り模様を付けます。

鏝模様は当社でも人気の高いアートランダム仕上げとスパニッシュ仕上げにしました。

塗りつけて翌日以降に研ぎます。

その模様をYouTubeにアップしてありますので、ご覧下さい。

スパニッシュ仕上げ

動画:原田左官 ミダスメタル ブロンズ スパニッシュ仕上げ

アートランダム仕上げ

動画:原田左官 ミダスメタル ブロンズ アートランダム

ペーパーの荒さを徐々に落としていくことで緻密な金属の肌を表すことが出来ます。





当社のショールーム1F「SAKAN LIBRARY」で実物をご覧いただけます。
是非一度ご来場下さい。





ショールームの詳細はこちらから
ショールーム「SAKAN LIBRARY」ページ
https://www.haradasakan.co.jp/company/showroom/


最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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