現代風の磨き仕上げ

現代風の磨き仕上げ

今回は現代風の磨き壁に関するお話です。

左官で磨き壁というと
白の漆喰磨き、黒漆喰磨き、土佐漆喰の磨きや大津磨きなどカチッとした仕上げが想像されます。
単色でムラ無く、ピカピカに仕上げるのが左官のロマンでもありますが、
現在では、単色の磨き仕上げだけでなく、模様を付けて現代風に仕上げることも行われています。

一昔前は模様を付けた磨き仕上げはヨーロッパの材料を使用しないと仕上げられなかったのですが、
現在では国内の材料を用いて磨き壁を仕上げることが出来ます。

今回はそんな現代風の磨き仕上げの施工例をお伝えします。

都内のとあるオフィスで青のイメージの左官をしたいというご依頼を頂きました。
この会社は空気や浄水に関するものを取り扱っている企業さんで、
テーマは宇宙から見た地球をイメージさせるものを作りたいというご依頼でした。

当社が作成するものはエントランスのR壁。
ご要望は
「4段階で色を段々と濃くしたい。青の単色ではなく、青と白が混ざりあっていくような感じにしたい。」
というものでした。

参照図

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石灰クリームにウルトラマリンブルーの顔料を入れ数回サンプル試作をトライした結果、
何とか満足頂く見本が出来ました。

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こちらが作成した見本。

そして本番。
当社で下塗り材を施工した後、ウルトラマリンブルーを混ぜた石灰クリームを塗りつけていきます。

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乾燥具合を見ながら何度も鏝を当てて鏝磨きをしていきます。
(ここが左官の腕の見せ所です。)

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これが完成版。
鏝を当てていく加減を調整することで模様が浮き出てきます。

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何とか設計さんのイメージに合わせることが出来ました。

最近、この現代風の磨き壁が注目されています。
他の施工例ではベージュで磨き壁を仕上げました。

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因みにこの現場の壁はお客様が当社のサカンライブラリーにお越しいただいた際に、
ライブラリーの壁をご覧になり、選んでいただきました。

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モデルになったライブラリーの壁

模様の付けられる現代風磨き壁。内装提案の一つにいかがでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました。

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